· 

答えやすい質問の仕方

ヒアリングをするにしてもなかなか会話が盛り上がらないという話をよく聞きます。

そんな人の会話を聞いていると、聞こうという姿勢が高じて、質問を繰り返すのだけれどひとつひとつの質問が答えにくくて、相手が言葉に詰まっている様子が見えたりします。日本語は、曖昧表現が多く、なんとなく話してもニュアンスが伝わることの弊害とも言えます。

 

例えば、「携帯電話ってどのくらい使ってますか?」という質問は、一見、普通の質問のようですが、質問された側は答えられません。

回数、料金、期間、台数…想定できる答えがいくつもあるため答えに窮してしまうか、質問者の期待外の回答が来ることが考えられます。

 

ここで、相手が答えやすい質問の仕方として、「二者択一話法」を身につけておきましょう。

これは、想像しやすく具体的な二つの引例を用いて、相手に選択してもらう、限定質問の中の一つの話法です。

 

「休日は何をしていますか」という質問では、どこまで話していいのか、何を話すか迷ってしまい話が進みません。そんな時は

「休日は家にいることが多いですか?それとも外出することが多いですか?」と聞けば、ほとんどの場合即答してもらえます。さらに、「たまの休みでも家事なんかで時間が潰れてしまうんですよね…」みたいに聞いていない補足情報まで話してくれます。

 

その補足情報に絡めて次の投げかけをすれば、会話は途切れることなく進んでいきます。

物の本などでは限定質問は話題を制限してしまうと言っているものもありますが、実際の会話では会話を進行する上で答えやすい質問方法として活用できます。話しやすい雰囲気作りと同時に話しやすい会話の話法も併用して、さらに楽しい商談になるよう心がけましょう。