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勘違いしていませんか?「ホウレンソウ」

「新人研修」の問い合わせの中で、必ずと言っていいほど入っているのが「ホウレンソウ」。

新人さんに対して報告や連絡や相談のやり方や原則を教えて欲しい、と。確かに、ホウレンソウのタイミングや効果的な方法などはありますし、それを知っておくことは新人研修の中でも重要な項目です。でも、その本当の意味を知っている人はほとんどいないようです。

「ホウレンソウ」をはじめに考えた人は日本人だそうですが、本来の意味は…

 

「部下が気兼ねなくホウレンソウできる環境を日頃から作っておくことが大事」という意味です。

 

「ホウレンソウ」は部下の教育ではなく、上司、マネージャーの普段の行動、周囲との関わり方に本当の意図があります。

 

例えば、ミスやトラブル時に、辛辣な叱責を浴び続けた部下は、何かトラブルが発生した時にもすぐには報告しづらくなります。「マイナスのことが起こったら速やかに報告」という原則は、上司と部下の普段からの関わり方で変わります。
原則、あるべき姿はわかるけど、実際に報告しても怒られるだけなんだよな、と思えば、「原則はわかるけど実際はねぇ」となり、行動は望めません。いくら報告、連絡、相談の仕方を教えても、されないのであれば意味がありません。

 

報告も連絡も相談も、普段からの上司と部下の関係性が円滑にいっていれば、とてもスムーズです。

何かを教えたりすることが増える春先だからこそ、普段からの関係づくりを意識しましょう。

新人さんが入ってくるこの時期だからこそ、ホウレンソウの本質、上司と部下の関係構築に気をつけたいものです。