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それって詐欺じゃないのか?

どうしても許せないことがあって…。感情的になることは少ないのですが、久しぶりにカチンときました。

 

来月、「最強の営業力」をテーマにセミナーを開催します。

そこで会場となる貸しスペースを都内で探していました。恵比寿や渋谷あたりで、と思っていると、そこそこリーズナブルでプロジェクター付き、広さも手頃な会場が見つかりました。しかも恵比寿駅から徒歩2分!足が少し悪い私にしてみれば、願ったりの場所です。埋まってしまうといけないと思い、早速ネットで予約しました。翌日、念のためと思い現地を見ておこうと思い、近くで仕事があったので、足を運びました。

すると…、確かに駅近でも、エレベーターなしの4階で入口は店舗の横に小さなドア。しかも3階より上には手すりすらない急な階段。会場を検索した段階では、住所だけの表示で4階であることは書いていません。予約して初めて4階であることがわかります。部屋の中の写真は小ぎれいでしたが、さすがにこれはないだろうと思い、キャンセルしました。

 

確かに営業でも、商品やサービスのデメリットをあえて口にしないことはあります。致命的な不備を意図的に隠すのは「詐欺」になります。あるクライアントに言われたことがありました。

「営業って詐欺と紙一重だよね」と。若い時は、一体その境界はどこにあるのか、と考えたこともありました。

 

その境界は、「共同体感覚」と言われるところにあります。孔子は、有名な論語の中で、「利を見ては義を思え」と、先義後利を説きました。営業における共同体感覚には三段階くらいがあると思います。

 

論 外 : 自分だけの価値観と世界(詐欺師の世界)

第一段階: 相手と自分(1対1/相手の立場に立つとか言いますよね)

第二段階: 相手と自分の所属する組織(会社や地域、家族など)

第三段階: 国や世界や宇宙全体

 

軸足をどこにおくかが重要です。より高次なものが優先されます。

営業に苦しんでいる多くの人が、第一段階で汲々としています。相手のためにならないと思えば、いくら相手がやる気でも商品を売ってはいけない、ということになります。

 

世界のためになる相手企業の課題を解決を、目の前のお客様と一緒に作るという感覚を持つことができれば、営業はとても楽しくなります。営業とは人間力です。その人の感覚の大きさが広いことを「度量が大きい」と言います。営業として、マネージャーとして、度量が広い人になりたいものです。

 

(追伸)

10年で7,000人以上の営業を再生してきた「営業研修」メソッドを一般公開します。

営業の本質は、お客様に対してペテンを仕掛けるような「テクニック」ではなく、どこまでも誠実であるという「マインド」と、興味関心を正しく喚起できるかという「スキル」にかかっています。お客様のニーズと、あなたの商品/サービスによって何が解決できるのかを的確に理解していれば、営業の「生産性」を高めることができます。あなたの頑張りを結果につなげるためにも「キッカケ」が必要です。

 

*会場はよきところを見つけました。色々と研修などしてきましたが、その中でもとても良い会場です。新宿三丁目駅からすぐです。